TORi岡本さんコラム人気フードディレクター・TORiさんの旬の食材を使ったレシピをアーカイブしていきます。

TORi岡本雅恵のVitantonioレシピNo.058≪桜と苺のどら焼き≫


みなさんこんにちは! TORiの岡本です。
街中で梅が咲き誇る風景を見ることが増え、確実に春が近づいているなと思いつつも、新しい生活を控えた我が家にとっては、今が一番忙しい時期で、日々あっという間に過ぎていってしまいます。

子供たちと過ごす時間は変わらないのに、自分の心の余裕があるかないかで、向き合える濃さみたいなのが格段に違うわけで。今は仕方がないと思いつつも、二人の成長を肌で感じている日々だからこそ、見逃したくない! 堪能したい! なんて思ってしまっています。

toricolumn_20200220_1um 娘の1歳半の記念でオーダーしたBooちゃんというくまのぬいぐるみは、今ではすっかり下の子の良き相棒となり、黒目がちの瞳と、顔の丸さ?! が、彼にそっくりな感じがしてしまい、並んでいる様子が微笑ましく、私もついついくまのぬいぐるみの声を担当してしまいます。Booちゃんは、ちょっと天然気味の、すっとぼけた役柄で、3歳の彼が面倒を見るにはちょうどよい存在です。テレビを一緒に見たり、ご飯を食べさせる真似をしたり、布団に入って寝かしつけたりと、私たちの暮らしに溶け込んでくれています。

toricolumn_20200220_2sum そんなある日、彼のわがまま具合に、Booちゃんがダメだよ!(もちろん私の声なんですが)と言う場面があり、とっさに、Booちゃんなんてだいきらい!! と言って、投げてしまうことがありました。あ〜あ、Booちゃん痛かったね、、と拾い上げて、彼のことを少しそっとしておきました。そしたら、10分後にあれよあれよと泣き出してしまい、大泣きしながら、Booちゃんに悪いことをした、あやまりたい、、と言うからびっくり! 自分で、よくなかったと気づいて反省して、あやまる、という彼の一連の流れを見ることができて、成長を感じた瞬間でありました。その場で私自身頭ごなしに叱ったり怒ってしまうこともありますが、子供たち本人が自分で考えて行動したら、きっと気づくことはいっぱいありますからね。そのさじ加減はいつだって忘れないようにしたいなと思っています。

toricolumn_20200220_3sum さて、今回のレシピのご紹介です。ひな祭りも近いので、桜の塩漬けをアクセントにした、桜と苺のどら焼きをお作りしました!パンケーキプレートを使って、どら焼きの皮を作り、あんこと苺を挟んだ、甘酸っぱい春の味です。どら焼きって、こんなシンプルに作れるものなんだ!と、一気に身近に感じられるので、中身を色々試してみるのも面白そうですね。ぜひお試しください!


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TORi岡本雅恵のVitantonioレシピNo.058≪桜と苺のどら焼き≫

toricolumn_20200220_4sum
<材料>3個分
卵 1個

卵    1個
きび糖  20g
みりん  大さじ1
水    大さじ1
はちみつ 小さじ1

a)
薄力粉       50g
ベーキングパウダー 小さじ1

桜の塩漬け(水に浸して塩抜きしておく) 3個分
粒あん 90g(30gずつはさむ)
苺   3粒

<つくり方>
1. ボールに卵を割り入れ、きび糖を加え、ハンドブレンダーで白っぽくもったりするまで混ぜ合わせる。(なければ湯煎しながらホイッパーで混ぜ合わせる)
2. 1にみりん、水、はちみつを加えてさらに混ぜ合わせ、ふるいながらa)を加えて粉っぽさがなくなるまでゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる。
3. ワッフルベーカーにパンケーキプレートをセットして予熱し、油(分量外)を薄く塗って、2の生地を流し入れて、キッチンペーパーで水気をとった桜の塩漬けを生地の真ん中に乗せる。
4. ふたをして2~2分半焼く。
5. 焼きあがった生地をそっと取り出して、粗熱を取り、粒あんをのせて、スライスした苺をのせて、もう一枚の生地ではさんで完成。

TORi
大学時代の同級生である岡本雅恵と鷲巣麻紀子によるフードユニット。
食・旅・アートが大好きな2人は、卒業後もそれぞれ会社に勤めながら、
月に1回ほどケータリングやフードイベントなどで活動。
2010年3月に上目黒にcafe&catering TORiをオープン。その後、岡本の出産、
鷲巣の産休を機に一度店舗はクローズし、フードユニットとして活動中。
cafetori.com