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2023/06/19

岡本雅恵のVitantonioレシピNo.097≪レモンケーキ≫

フードユニットTORiを経て、長野県御代田町の古民家「atelier Rom」を拠点に活躍されている料理家・岡本雅恵さんの連載レシピコラムをお届けします。

岡本雅恵　料理家／atelier Rom主宰

フードユニットTORiを経て、 2020年に長野へ移住し、畑に隣接する古民家をアトリエとし、レシピ開発、テイクアウトやワークショップなど、食にまつわる活動をしている。できるだけ地元の生産者さんの食材や、季節の恵みを大切に、自身でも無農薬の野菜作りにチャレンジするなど、改めて食材に向き合い勉強する日々を送っている。 https://rommasaeokamoto.stores.jp//

みなさんこんにちは！岡本です。
こちら長野県も梅雨入りしました。じめじめした蒸し暑い梅雨時期のイメージとは違い、こちらはひんやりしていて、思わずアウターを着込んでしまいます。寒暖差が厳しい地域なので、体調管理に気をつける日々です。でも、植物たちにとっては恵みの雨ですね。緑が一層濃くなってきました。

GW頃に着手した、小さなお庭の畑では、野菜やハーブたちがぐんぐん勢いを増して成長しております。思い立ったら毎日の食卓に少しずつ使うことができて、なんだかとっても嬉しいのです。特にハーブ類は、香りや鮮度を大切にしたいので、使いたい分だけ摘んできて、味のアクセントや彩りに大活躍してくれています。お手軽にマヨネーズにハーブを刻んで混ぜてハーブマヨネーズとして使ったり（コラムレシピで以前、自家製マヨネーズのレシピ載せております）多めに摘んで、オイルと塩と合わせて撹拌してハーブソースとしてお肉やお魚と合わせるのもオススメです。

お庭の土は固く、直に植えるには少し難しそうだったので、夫が木材で枠組みを作ってくれて、コンポストの土や造成した時の余った土、ホームセンターで購入してきた土を混ぜて作った畑です。シェアファームの畑に参加していた時に、作物にとって、土壌がどれだけ大切かは身にしみて学んだので、最初はきちんと育つかな〜？なんて半信半疑でしたが、苗がしっかり根付いて元気に成長してくれて、すぐに小さな畑はいっぱいに！もうひとつ枠組みが欲しいな〜なんてリクエストしちゃいました。今は、ルッコラ、ナス、トマト、オクラ、大葉、フェンネルやイタリアンパセリ、バジルなどのハーブ類がすくすく育っています。これから夏野菜がたくさん収穫できそうな予感がしていてとても楽しみです。