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2024/03/18

岡本雅恵のVitantonioレシピNo.106≪白あん抹茶どら焼き≫

フードユニットTORiを経て、長野県御代田町の古民家「atelier Rom」を拠点に活躍されている料理家・岡本雅恵さんの連載レシピコラムをお届けします。

岡本雅恵　料理家／atelier Rom主宰

フードユニットTORiを経て、 2020年に長野へ移住し、畑に隣接する古民家をアトリエとし、レシピ開発、テイクアウトやワークショップなど、食にまつわる活動をしている。できるだけ地元の生産者さんの食材や、季節の恵みを大切に、自身でも無農薬の野菜作りにチャレンジするなど、改めて食材に向き合い勉強する日々を送っている。 https://rommasaeokamoto.stores.jp//

みなさんこんにちは！岡本です。
岡本です。あっという間に3月に入り、もうそろそろ春の気配を感じたい！と毎日のように思っているわけですが、今このコラムを書いている最中も雪がしんしんと降っています、、、今年はどうしたことか、本当によく雪が降り、そして積もります。早めに溶けてしまうので、そこまで不便はしないし、比較的暖冬だな〜とは思いつつも、そろそろ緑のある景色が恋しい今日この頃です。この気候になれてきたような気がしていましたが、やはりまだまだだな、、と、じわりじわりと準備期間に当てることに。

少し先の未来に、楽しみな予定を持っていることは、日々の支えになったり、何か落ち込んだ時にも希望に思えたりと、すごく大切なことだなーと思うわけです。

今年は、アトリエでのいろいろな計画が盛りだくさんで、連日打ち合わせやスケジュール調整などが続いています。

今まで自分の勉強のためにもワークショップを開催してきた野草のこと、植物療法のことを今年もさらに学びを深める1年にしたいと思っていて、参加してくださる皆さんと分かち合いながら、自分自身とも向き合えるといいなと思っています。手探り状態で始めましたが、続けているからこそ見えてきたことがあったり、暮らしに馴染んできたものがあったりと、良き変化を感じています。

どちらも今の暮らしに必要だと思って続けているものですが、この地域だからこその植物を知ることや、気候や環境を考えながら、自分の体調を自然の力を使って整えていくことは、自らの足でしっかり立てるような土台作りのような気がしていて、私自身とても大切にしています。

一緒に伴走してくださる講師の仲間がいるのも心強いし、五感をフル活用しながら、私は食を通して提案することができ、ますます多くの方にお伝えできればいいな〜と意気込んでいる今日この頃です！

さて、今回ご紹介するのは、ワッフルベーカーのパンケーキプレートを使った、白あん入りの抹茶どら焼きのレシピになります。抹茶色がまた風情があって、春のお花見なんかに持って行くのもいいかもしれませんね。工程も混ぜるだけでとても簡単。生地も短時間で焼けるので、市販のあんこを使えばあっという間に作れてしまいます。あたたかい緑茶やほうじ茶と一緒に、ほっとする美味しさを楽しんでいただければと思います！ぜひお試しください！