magazine

2015/07/17

TORi岡本雅恵のVitantonioレシピ No.003≪自家製パイナップルジャムでつくるフローズンパインアイス≫

TORi_column20150717_1sum ぴかーんと晴れ渡り、いよいよ夏がやってきた！ような気がしていたら、
大雨で台風の予報が入ったり、、天候がまだ不安定な今日この頃。

晴れ間が見えたら、すかさず娘とお気に入りの公園へ！
でもやっぱり日差しにやられてしまい、早々と退散して、
涼を求めてアイスクリームを食べにいきました。

TORi_column20150717_2sum 向かい合わせに席に座って、美味しいねーって笑い合いながら一緒に食べる。
まるで女の子の友達ができたよう。
それがなんだかとっても嬉しくて、落ちついて外食なんて食べられなかった娘の小さかった頃、
今まで大変だったこととか、へこんだこととか思い出して、
なんだか一人で胸が熱くなってしまいました。

お店をやっていた頃（もちろん今でも）、美味しいって言葉が告白されるように嬉しかったけれど、
それ以上に、楽しかった！と言ってくれることが何よりも安堵する言葉というか、、、
娘がいる今、美味しい食卓を作ることももちろん大事なことだけど、
一緒にどれだけ笑って楽しい瞬間を一緒に食べられるかが、
私の中で大切にしている部分だなと改めて思ったのでした。

TORi_column20150717_3sum お外で夏らしさ全開で遊ぶのももちろん楽しいですが、
お家でゆっくり涼みながら過ごすのは至福の気持ちよさ。
少ない材料で手軽に作れるフローズンアイスは、これからの季節にぴったりです。

フローズンアイスはそのままプレーンでももちろん美味しいですが、
お家にあるお好みのジャムを加えると、色々な味のバリエーションに！
子供やお友達と一緒に楽しみながら、好きなフルーツを入れてみたり、
自分のオリジナルをぜひ作ってみてください。

私は味のコントラストをつけるためにジャムをざっくり混ぜますが、
しっかりと混ぜ合わせてもまた違った美味しさになります。

今回はリッチに生クリームを使って、
濃厚な舌触りのさっぱりしているけれどコクのあるアイスに仕上げましたが、
豆乳や牛乳でも代用可能なので、お好みに合わせて材料も選んでみてください。

自家製のパイナップルジャムは、パウンドケーキに混ぜ合わせると台湾のケーキのようにもなるし、
中華の炒め物に合わせたり、お肉のソースなどに活用してもよく合う万能選手です。

手作りすることで、新たな発見があったり、愛着がわいたり、楽しみが広がります！
ぜひお試しくださいね。

-----------------------------------------
TORi岡本雅恵のVitantonioレシピ　NO.003 ≪自家製パイナップルジャムでつくるフローズンパインアイス≫

TORi_column20150717_4sum ■自家製パイナップルジャム
＜材料＞
パイナップル　1個
お好みの砂糖　皮などを切って処理をしたパイナップルの重量の30％
※グラニュー糖を使用すると、色味が綺麗に出やすくなります。

＜つくり方＞
1.
パイナップルの外皮をそぎ切りし、4等分に切って、真ん中の硬い芯の部分を切り落とし、
3cm角くらいの適当な大きさに切る。

2.
1を鍋に入れて、重量の30％の砂糖を全体にまぶす。

3.
30分以上そのまま置き、水分を出す。

4.
鍋を中火にかけ、くつくつとしてきたら、焦げ付かないよう弱火にし、
パイナップルに透明感がでてきたらハンドブレンダーでお好みの粗さにつぶす。

5.
アクをとりながら、15分くらい煮詰め、つやっとしてきたら完成。

TORi_column20150717_5sum ■フローズンパインアイス
＜材料＞　約820g
ヨーグルト　400g
生クリーム　200cc
はちみつ　120g
パイナップルジャム　100g

＜つくり方＞
1.
ボールで生クリームをヨーグルトくらいの固さに泡立てる。

2.
1のボールにヨーグルトとはちみつを加えよく混ぜて容器に入れて冷凍庫へ。

3.
一晩寝かせた後、半解凍させてからブレンダーでよく混ぜる。

4.
3にジャムを加えて軽く混ぜ、冷凍庫へ。

5.
固まったら完成。
＊溶け始めたところをシェークのようにして飲んでもおいしくいただけます！